<靖国参拝>「東方ナチスの礼拝」を許すな、中国大使が寄稿―南アフリカ

Record China    2014年1月8日(水) 11時33分

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6日、田学軍駐南アフリカ中国大使は、南アフリカ紙The New Ageに安倍首相の靖国参拝を批判したコラム「東方ナチスの礼拝」を寄稿した。写真は田大使のコラムを掲載した6日付The New Age。

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2014年1月6日、田学軍(ティエン・シュエジュン)駐南アフリカ中国大使は、南アフリカ紙The New Ageに安倍首相の靖国参拝を批判したコラム「東方ナチスの礼拝」を寄稿した。7日、中国アフリカ協力フォーラムが掲載した。

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ファシズムの侵略者が世界中に巨大な災厄をもたらしたことを世界の人々は忘れることはない。日本軍国主義は中国侵略戦争を起こし、南京大虐殺など人道にもとる数々の惨事を引き起こした。中国の死傷者数は3500万人に達し、6000億ドル(約62兆6000億円)もの直接的・間接的経済被害を与えた。

我々が歴史を強調する目的は憎しみを引き延ばすことにない。我々は日本の侵略戦争の罪はごく一部の軍国主義分子が請け負うべきだと考えている。日本人民もまた被害者なのだ。そうした日本人民に対する深い同情に基づき、1972年の日中国交正常化で中国の指導者は賠償放棄の決断を下した。その寛容と和解の精神がいかに大きかったことか。

しかし第2次大戦から70年近くが過ぎた今、日本はいまだに侵略の歴史を正確に認識し反省することができずにいる。あの侵略戦争を美化しようとする勢力が一貫して存在している。安倍首相は総理という身分で靖国を参拝し、両手がアジアの被害者の血で染まった戦犯の魂を慰めた。これは中国とアジアの人民にとって許しがたい行為というだけではない。世界各国の平和を愛する正義のパワーにとって受け入れられない行為である。(翻訳・編集/KT)

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