北朝鮮の実質ナンバー2処刑、中国との協力関係に支障きたす―元駐北朝鮮英大使

Record China    2014年1月8日(水) 9時47分

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6日、英国の元駐北朝鮮大使を務めたジョン・エヴァラード氏は、ロンドンで香港フェニックステレビの取材に応じ、実質ナンバー2の張成沢元国防副委員長を処刑したことで中国との協力関係に影響が出るとの見通しを示した。写真は金正恩第1書記。

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2014年1月6日、英国の元駐北朝鮮大使を務めたジョン・エヴァラード氏は、ロンドンで香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)の取材に応じ、北朝鮮の最新情勢を分析した。網易新聞が7日付で伝えた。

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ジョン・エヴァラード氏は2006年〜08年まで平壌駐在大使を務めた。同氏は「金ファミリー」の核心人物と面会したことはなかったが、政府関係者とは深いつながりがあるとしている。

金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母で、実質ナンバー2と見られていた張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の妻・金敬姫(キム・ギョンヒ)氏の死亡説がメディアで報じられたことについて、エヴァラード氏は「同様の報道をこれまで何度も耳にしてきた」とした上で、「現在はまだ死因を推測する段階ではない」と述べた。

エヴァラード氏はまた、張氏の処刑について「恐怖政治という対外的な印象を一刻も早くなくすよう努めるべきだ」とした上で、「中国との関係に支障が出ている。短期間に相互信頼や協力関係を回復するのは難しい」との見通しを示した。

また、米NBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏の訪朝については、「両国政府の関係良化を意味するものではない」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

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