Record China 2020年6月20日(土) 11時30分
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米国で映画館の本格的な再開後、第一弾の超大作として投入されるディズニー実写映画「ムーラン」(花木蘭)について、どこまで観客を動員できるか期待がかかっている。
新型コロナウイルスの影響によって映画館が閉鎖されるなど、大きな打撃を受ける映画業界だが、全世界での損失額は今年、約300億ドル(約3兆2060億円)にも達すると予測されている。英調査会社Omdiaのデータによると、今年の興行収入額は前年比で7割ダウンになる見込み。米国では毎年、4月~7月上旬は超大作が投入される映画界の最盛期だが、今年は新型コロナの直撃をもろに受ける形となった。
米映画館チェーン最大手のAMCは18日、来月15日から国内450の映画館を再開し、続いて24日までに全ての映画館を再開すると発表。この日程は、来月24日から全米公開されるディズニー実写映画「ムーラン」を意識したものであることは明らかで、さらに同31日には話題作「TENET テネット」の公開も控えている。
映画館の本格再開後、ハリウッド超大作の第一弾となり、映画業界からの期待がかかる「ムーラン」は、1998年公開のアニメ映画を実写化したもの。中国の女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)をヒロインに起用し、当初は今年3月27日に全米公開予定だったが、新型コロナの影響で延期が発表されていた。
なお「ムーラン」を皮切りに、今夏には次々と新作映画が投入される予定だが、当面は映画館内での予防対策やソーシャル・ディスタンシング措置の定義が、観客に十分な安心感を与えられるかどうかが最大の課題とされている。(Mathilda)
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