Record China 2020年6月23日(火) 8時40分
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中国の大学生が最も憧れる就職先は、中国ネット通販最大手のアリババ(阿里巴巴)であることが、スウェーデンの調査・顧問会社ユニバーサムが18日発表した調査結果で明らかになった。写真はアリババ本社。
中国メディアの中国日報網は21日、中国の大学生が最も憧れる就職先は、中国ネット通販最大手のアリババ(阿里巴巴)であることが、スウェーデンの調査・顧問会社ユニバーサムが18日発表した調査結果で明らかになったと報じた。
記事によると、ユニバーサムは中国の重点大学108校で調査を実施し、5万3062人から回答を得た。
アリババは、中国のビジネス系と人文科学・リベラルアーツ・教育系を専攻する学生の間で首位に輝いたほか、工科・自然科学系専攻の学生の間では2位となり、法律系専攻の学生の間でも法律事務所2社に次いで3位に入った。
中国のビジネス系専攻の学生による2020年の人気就職先は、アリババが、中国の通信機器大手ファーウェイ(華為)を抜いて首位となり、中国IT大手テンセント(騰訊)は順位を二つ下げて5位となった。中国検索サイト大手バイドゥ(百度)が9位、グーグルが10位、中国ネット通販2位のJDドット・コム(京東)は上位10社に入らず12位となった。
中国の人文科学・リベラルアーツ・教育系専攻の学生の間でも、アリババが初めて首位となり、以下、ファーウェイ、テンセントと続いた。
ユニバーサムのアジア太平洋地域バイスプレジデント、ウィリアム・ウー氏は、「調査結果は、若い世代の将来のキャリアに対する期待と要求が反映されている。近年のオンラインショッピングプラットフォームの継続的な発展に伴い、ネット通販業界が大学生の間で最も魅力的な業界になっている」と説明している。
記事は、「アリババがZ世代(1990年代中盤以降に生まれた世代)を最も引きつけているのは、そのイノベーション精神と企業の社会的責任感であることが、ユニバーサムの調査で明らかになった」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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