米対中新冷戦 新型コロナウイルスよりも大きい脅威=米学者

CRI online    2020年6月22日(月) 12時55分

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米国の経済学者でコロンビア大学地球研究所所長であるジェフリー・サックス氏は、「トランプ政権が中国との冷戦を引き起こそうとしている。このことは全世界に新型コロナウイルスよりも大きい脅威をもたらすだろう」と示しました。 これはジェフリー・サックス氏が英国放送協会(BBC)のアジア特...

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米国の経済学者でコロンビア大学地球研究所所長であるジェフリー・サックス氏は、「トランプ政権が中国との冷戦を引き起こそうとしている。このことは全世界に新型コロナウイルスよりも大きい脅威をもたらすだろう」と示しました。

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 これはジェフリー・サックス氏が英国放送協会(BBC)のアジア特派員カリシマ・バスバニ氏の取材を受けた際に述べたもので、BBCが21日報じました。

 サックス氏は、米国政府が中国に対して取った敵対行動を批判し、「米国は分裂的で、非協力的な態度を取っている。中国と新たな冷戦を発動しようとする力がある。これが続けば、正常な状態に回復できなくなり、われわれはさらに大きな争いと危険に陥るだろう」と述べました。

 また、トランプ政権が中国企業、特に電信大手のファーウェイ(華偉技術)に対して行った一連の制限措置について、サックス氏は、「ファーウェイへの制限は安全問題に対してだけではない。米国は新たなデジタル経済の重要な構成部分である5Gを牽引する地位を失った。一方、グローバル市場でファーウェイのシェア率はますます大きくなっているからだ」と指摘しました。(玉華 CK)

米国はファーウェイが米国のチップ技術を使用することを禁止しているが、米国企業がファーウェイと5G基準について協力することを許可している

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