2014年1月10日、韓国紙・朝鮮日報は、朝鮮半島の統一が実現すれば韓国の輸出には大きなプラスになるとの記事を掲載した。11日、中国網が伝えた。

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韓国・国家ブランド研究委員会が実施した調査によると、韓国と聞いて連想する言葉の1位はなんと「北朝鮮」だったという。核実験や戦争の脅しなど国際社会の問題児、北朝鮮の存在は韓国のイメージをも傷つけるものとなっている。

12年に韓国・国家ブランド研究委員会とサムスン経済研究所が世界50カ国を対象に実施した調査によると、韓国のポジションは経済、技術では13位だったが、国家イメージは17位。実力にイメージが追いついていない現状があらわとなった。

もし朝鮮半島を統一すれば、こうした負のイメージを大きく減らすことができる。国家ブランドイメージの向上は輸出にも大きく影響するもので、輸出価格を10％値上げすることが可能になると韓国産業政策研究院は分析している。

また金融面にも大きなプラスがある。世界的な投資銀行6社の調査によると、北朝鮮の脅威がなければ、韓国の信用格付けは2段階上昇するとのことで投資獲得に有利に働く。観光客誘致にも大きなプラスとなるだろう。（翻訳・編集/KT）