「ひざまずく日本人戦犯の像」建立のためのチャリティーオークションを実施―中国

Record China    2014年1月15日(水) 9時14分

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13日、環球時報は記事「チャリティーオークションで“ひざまずく戦犯像”の建立費用を調達、愛国芸術品チャリティーオークションが始まる」を掲載した。写真は杭州市岳王廟の秦檜夫婦の像。「死後も罪が許されない」中国の宗教観がよく分かる場所と言える。

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2014年1月13日、環球時報は記事「チャリティーオークションで“ひざまずく戦犯像”の建立費用を調達、愛国芸術品チャリティーオークションが始まる」を掲載した。

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中国戦略文化促進会常務副会長、事務局長の羅援(ルオ・ユエン)退役少将は先日、あるインタビューで次のように語った。「安倍よ、我々中国がおまえらの靖国神社に何もできないなどと誤解することなかれ。我々はおまえの心の英雄を中国に連れて来てひざまずかせ、罪をわびさせることができる。これこそ戦争の最大の被害者である我々の権利であり、また戦勝国の権利である」。

中国・杭州市の岳王廟には、南宋を売り渡した奸臣とされる秦檜がひざまずいている像があり、かつては参観者が唾を吐きかける風習まであった。羅少将はこの秦檜像をヒントに中国に「ひざまずく戦犯像」を作るべきと提言した。

この提言を実現しようと中国戦略文化促進会は愛国愛心チャリティーオークションを開始した。オークション企業を通じて計75点の芸術品をオークション形式で売却。その資金で日本のA級戦犯14人のひざまずく戦犯像を作成し、南京大虐殺記念館に寄贈するという。

羅少将の提言は野蛮だとの批判も強く、実現するかは不透明。とはいえ、もし実現すれば、14体のひざまずく戦犯像に唾を吐きかけるのが南京大虐殺記念館の新たな風習となるかもしれない。(翻訳・編集/KT)

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