Record China 2007年5月23日(水) 5時37分
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2007年5月3日深夜、貴州省天柱県で12歳の少年が包丁でめった切りにされる事件が起きた。犯人は「子どもの心臓を50万元で買う」と唆されたと供述している。
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2007年5月3日深夜、貴州省天柱県で12歳の少年が包丁でめった切りにされる事件が起きた。
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彭小海(パン・シャオハイ、仮名)くんは12歳の小学5年生。3日深夜、耳元で誰かが「起きろ」とささやいた。目ぼけ眼をこすりながら見ると、家に泊まっていた遠い親戚、呉声吉(ウー・シェンジー)がベッドの前にいた。ぼーっとしている彭くんに対し、呉は低い声で「ある人がね、君を殺せと言ったんだ」と言うやいなや隠し持っていた包丁を彭くんの胸に突き刺した。それも一度ではなく、執拗に7,8回も刃を突き立てた。あまりの痛みと恐怖に彭くんはすぐに意識を失いかけた。しかし呉はまったく手をゆるめない。彭くんを床に突き落とし、頭めがけて包丁を振り下ろした。彭くんは両手で必死に頭をかばい、致命傷は避けたが、指を数本失った。***
呉は動けない彭くんに対し、息があるか確認してきた。彭くんは朦朧としながらも必死で息を止め、死んだふりを装った。呉はそれで安心したらしく、彭くんの「死体」を片付けようと準備を始めた。
しかし騒ぎを聞きつけた家族と近所の者がやっと駆けつけ、呉は取り押さえられた。警察の取り調べによると、ある者が子どもの心臓を50万元(約750万円)で買うと唆したと呉は供述しているという。本当にこのようなおぞましい要求を出した者がいるのか、それとも単なる呉の妄想なのか、現在、警察は慎重に捜査を進めている。(翻訳/編集・KT)
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