Record China 2020年7月6日(月) 21時20分
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昨年、ドラマ「陳情令」でブレークした歌手で俳優シャオ・ジャン(肖戦)について、企業のイメージモデルを取って代わった芸能人たちによる「得をしたタレント」リストがこのほど、ネット上に登場した。
「陳情令」をきっかけにアジア中でブレークしたシャオ・ジャンだが、順風満帆だった芸能活動が一転したのは、今年2月のこと。同人小説のプラットフォーム「AO3」の投稿小説をめぐって、シャオ・ジャンの熱狂的なファンが騒ぎを起こし、中国政府のネット検閲システム「防火長城」まで動かした「227事件」が勃発。すでに4カ月以上も本格的な活動復帰を阻まれている。
この期間、シャオ・ジャンを広告に起用していた複数の企業が別のタレントへと切り替えているが、「227事件」で恩恵を受けたことになる「得をしたタレント」リストが、このほどネット上に登場。シャオ・ジャンに代わって2社に起用された歌手で俳優のワン・イーボー(王一博)、男性歌手のツァイ・シュークン(蔡徐坤)、女優のリウ・シーシー(劉詩詩)を筆頭に、TFBOYSのワン・ジュンカイ(王俊凱)、同じく昨年夏にブレークした俳優のリー・シエン(李現)らの名前が挙がっている。
ワン・イーボーは「陳情令」にシャオ・ジャンとダブル主演し、同じくブレークを果たした。ブロマンス作品の「陳情令」で2人が究極の友情を演じたことから、2人のCPファンも多く、シャオ・ジャンの代わりにワン・イーボーを起用するのは最もリスクが低く、自然な流れとなる。しかし、ワン・イーボーの出演が2社にとどまったのは、出演料の高騰が理由ではないかとの見方もされている。
なお、このリストでさらにネットユーザーを驚かせたのは、シャオ・ジャンを起用した企業が23社にも上ることだった。ブレークを如実に物語っているこの数だが、うち14社がすでに別のタレントに切り替えている。(Mathilda)
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