「反嫌韓デモは日本の韓流ファンの抗議から広まった」、韓国助教授が論文を発表―韓国メディア

Record China    2014年1月16日(木) 19時9分

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16日、韓国の助教授はこのほど、日本で「嫌韓デモ」に反対する活動は韓流ファンのネット上の抗議活動から起こったものだと発表した。写真は日本の反韓デモ。

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2014年1月16日、韓国・聯合ニュース(中国語版)によると、近年、日本では「嫌韓デモ」が頻繁に行われているが、同時にこのような過激な行動に反対する抗議活動も行われている。韓国弘益大学国際経営学科の金雄基(キム・ウンギ)助教授は先ごろ、「嫌韓デモ」に反対する活動は日本の韓流ファンのネット上の抗議活動から起こったものだとする論文を発表した。

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金助教授によると、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」が2006年に設立されてから、日本で大規模な反韓デモが起き始めた。在特会は、2009年12月には京都朝鮮第一初級学校周辺でデモを行い、2011年にはフジテレビの韓流ドラマ放送に抗議してデモを行った。2012年からは東京・新大久保で大規模な嫌韓デモを行っている。在特会は一部のネットユーザーから支持を集め、会員数は1万4000人に達している。

これらの反韓活動に対して、一部の日本の若い韓流ファンらがネット上で抗議活動を開始。これがきっかけとなり、日本で嫌韓デモに反対する勢力が生まれたという。在特会が嫌韓デモで韓国関連の店舗を口汚く誹謗したり侮辱したりすると、韓流ファンらもこれに強く抗議し、街頭で直接、嫌韓デモを阻止する行動も見られるようになった。

金助教授は取材に応じた際、「昨年は日本各地で150回の嫌韓デモが起きた。落ち着いてきてはいるものの、京都や大阪では依然として猛威をふるっている」と話している。(翻訳・編集/北田

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