人気ドラマに「ヘンテコな中国人」登場、華人団体の抗議でプロデューサーが謝罪―米国

Record China    2014年1月18日(土) 19時6分

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17日、米国の人気ドラマに奇妙な格好をした「中国人」が登場。現地華人団体が「中国人をバカにしている」と抗議し、番組プロデューサーが謝罪する騒ぎに発展した。

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2014年1月17日、米華字メディア・米国中文網によると、米国の人気ドラマ「ママと恋に落ちるまで」に奇妙な格好をした「中国人」が登場。現地華人団体が「中国人をバカにしている」と抗議し、番組プロデューサーが謝罪する騒ぎに発展した。中国新聞社が伝えた。

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「ママと恋に落ちるまで」は、米CBSで2005年から放送されている人気のコメディーシリーズだ。問題のシーンは、主人公たちがなじみのバーに集まり、談笑している場面。そのなかの1人が「上海で3人のカンフーマスターからいろいろ学んだ」と話すのだが、そこに現れた3人のカンフーマスターを演じているのはアジア人の役者ではなかった。彼らはチャイナ服を着ており、顔を黄色く塗り、清朝の満州族のようなヒゲを生やしているなど、奇妙な格好をしていた。

このドラマを見た華人団体やアジア系住民組織は、米国社会に根づくアジア人への差別感情を目の当たりにし、「頬を殴られたような衝撃を感じた」として、CBSのホームページやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に抗議のコメントを送った。

同シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーでもあり、脚本も書いているカーター・ベイズ氏は、「不適切なジョークで視聴者の皆様に不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありません」とただちに謝罪。同氏が大好きなカンフー映画を基に「いい加減な演出をしてしまった」と反省の言葉を述べている。(翻訳・編集/本郷)

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