日本人を“コロナ地獄”から救ったのは韓国ドラマ?=韓国ネット「誇らしい」「自画自賛?」

Record China    2020年7月10日(金) 22時40分

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8日、韓国メディア・韓国日報は「日本人を『コロナ地獄』から救ったのは韓国ドラマ」と題する記事を掲載した。写真はドラマ「愛の不時着」のポスター。

2020年7月8日、韓国メディア・韓国日報は「日本人を『コロナ地獄』から救ったのは韓国ドラマ」と題する記事を掲載した。

記事ではまず、新大久保のコリアタウンの最近の様子を伝えている。「韓国料理や韓国コスメ、芸能人のグッズを求めて訪れる人々であふれている」と説明し、「日韓関係は悪化の一途をたどっているが、韓流のルーツがあまりにも深く、いくら政府がブレーキをかけても、すでに韓国文化が生活の一部になった日本国民には通用しない」としている。

1970年代から始まった韓流ブームだが、最近ではBTSとドラマ「愛の不時着」が人気だ。記事は「その背景にあるのが新型コロナウイルスだった」と指摘する。日本政府は拡散を防ぐべく4月16日に緊急事態宣言を全国に拡大し、それにより多くの店舗が一斉に店を閉めたり早期営業したりすることになった。そんな中、救世主として現われたのが「韓国ドラマ」だった。米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)の海外ドラマランキングは、1位が『愛の不時着』、2位が『梨泰院クラス』、3位が『サイコだけど大丈夫』と韓国ドラマが占めているという。

人気を集める理由として記事は「人が中心のストーリー」「ドラマに登場するもの(ファッション、ヘアスタイル、料理など)」と分析している。一方、日本ドラマについては「ファンタジー性が強すぎる」「残忍」とし、「日本ドラマが従来の枠から脱しない限り、日本人の韓国ドラマへの熱中現象は今後も続くだろう」と指摘している。

これを受け、韓国のネット上では「韓国文化がここまで成長するとは。誇らしい。米国のみならず、欧州でも胸を張れる日はそう遠くないはず」「日本の漫画は好きだけど、漫画原作のドラマや映画は幼稚過ぎて見てられない」などの意見が寄せられている。

また「また自画自賛?韓国人のコロナ地獄を救ったのは『ニンテンドー』って日本が報道したら、きっと大ブーイングだろう」と皮肉な指摘も登場している。

そんな中、あるユーザーは「韓国ドラマは現実との距離があり過ぎ。映画も恋愛物か非現実的なアクション。まだ日本の方がストーリーの種類が豊富だ。互いの文化が融合してこそ発展できる。『韓国文化は優れていて、認めてもらえてうれしい』といった類の記事は、ともすれば国際的感覚のガラパゴス化を生み出すのではないか心配」と憂慮している。(翻訳・編集/松村)

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