韓国のLG電子、家電製造のノウハウで電子マスク開発=ネット称賛「技術力すごい」

Record China    2020年7月13日(月) 20時20分

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2日、韓国・ファイナンシャルニュースなどによると、同国の総合家電メーカー大手のLG電子が、家電製造などで培った技術を使って電子マスクを作り、ソウル市の大学病院に2000枚を寄贈した。写真はLGのロゴ。

2020年7月12日、韓国・ファイナンシャルニュースなどによると、同国の総合家電メーカー大手のLG電子が、家電製造などで培った技術を使って「電子マスク」を作り、ソウル市内の大学病院に2000枚を寄贈した。

電子マスクは、同社の空気清浄機の特許技術を生かして製作。マスクの表面に、空気清浄機のメインフィルターとして用いられる「HEPAフィルター」が二つ付いており、充電することで再利用が可能という。着用者はこのフィルターを通して清浄な空気を吸い込み、流入する空気量は、フィルターの下に装着された超小型のファンで調節できる。

同社は、新型コロナウイルス感染症の患者の治療に当たる医療スタッフたちに感謝の気持ちを伝えようと、10日、延世(ヨンセ)大学セブランス病院に電子マスク2000枚を寄贈した。同社エアーソリューション事業部のイ・ガムギュ部長は「マスクを着用したまま長時間勤務しなければならない医療スタッフのために、電子マスクが少しでも役に立てたら」と話した。

同社は、人との接触が頻繁にあり、常にマスクの着用が求められる公職者への寄贈も検討しているという。一般への販売時期は決まっていない。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「さすがはLG。社会に貢献する企業だ」「韓国企業の技術力はすごい」「商用の前に、まずは医療スタッフに提供するというのは素晴らしいこと」「LGをこれからも応援する」「コロナとの戦いの最前線にいる人たちの力になるだろう」などと称賛の声が多く上がっている。

その他「一般向けにも販売して」との要望や、「新型コロナが早く終息するといい」と願うコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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