ジャッキー・チェンの「半分は韓国人」発言に大きな波紋、「次は『半分は日本人』か?」―中国

Record China    2014年1月21日(火) 11時8分

拡大

20日、韓国で映画キャンペーンを行ったジャッキー・チェンが「僕は半分、韓国人」とコメントしたことが、中華圏で大きな波紋を広げている。写真は映画「警察故事2013」。

(1 / 2 枚)

2014年1月20日、韓国で映画キャンペーンを行ったジャッキー・チェンが「僕は半分、韓国人」とコメントしたことが、中華圏で大きな波紋を広げている。新浪網が伝えた。

その他の写真

ジャッキー・チェン主演作で、「ポリス・ストーリー」の最新作となる「警察故事2013」は中華圏で現在上映中。今月18日、韓国を訪問したジャッキーが同作のキャンペーンに出席。韓国について「最も困難に見舞われた時期に、助けてくれたのが韓国だった」と感謝の言葉を述べたのち、自分のことを「半分、韓国人だ」とコメント。韓国のファンを喜ばせた。

しかしこの言葉が「問題発言」として、中華圏で大きな波紋を広げている。近年、特に珍コメントが多いジャッキーは、「失言キング」として中華圏では有名。今回の発言については、「リップサービスとしても言い過ぎ」「そこまでして映画を売りたいのか」というのが反感を覚える人たちの大半の意見だ。

「警察故事2013」は中国で大ヒット上映中で、先月24日の公開初日には6480万元(約11億円)の興収を記録。これは歴代のジャッキー映画の中で、初日の最高記録となる。しかしお膝元の香港では、初日の興収はわずか20万香港ドル(約270万円)。ジャッキー映画らしからぬ惨たんたる数字だったことで、「韓国でのヒットに期待をかけすぎた問題発言」というのが、一般的な見方だ。

ネットユーザーの意見も、ジャッキーへの批判が大半を占める。これらの意見を除くと、「日本へ行ったら、『半分は日本人』と言いかねない」「香港ではひどいのに、中国で大ヒット?何かウラがありそう」「ジャッキーの最近の失言は、本当に危険!」「『半分は火星人』とでも言ったほうがまだマシ」など。韓国人女性と交際し、一時は結婚も考えた過去を明かしているジャッキーだけに、「だから自分は『半分、韓国人』?それが根拠としたら、奥さんの心中はどんな思いだろう」と、元女優の夫人ジョアン・リン(林鳳嬌)を思いやる声も聞かれる。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携