2020年7月15日、中国メディアの観察者網によると、広東省サッカー協会が掲載した男子サッカーの世界ランキングで、中国が1位と表示されるハプニングがあった。

記事によると、あるネットユーザーが先日、同協会のサイトを閲覧したところ、世界ランキングで中国が1602点を獲得して1位になっているのを発見した。2位以下はブラジル、ポルトガル、アルゼンチンとなっていたという。

一方で、本物の最新のFIFAランキングではベルギーが1765点で1位となっており、中国は1323点の76位だった。

同協会は14日に声明を発表し、「何者かが不法にサイトのバックグラウンドに進入し、データに対して悪意ある改ざんを加えた」と説明。現在、同協会のサイトに掲載されているランキングはすでに正規のデータに戻っているという。

このハプニングに、ある中国のネットユーザーは「いつも中国代表を責めてばっかりなのは不公平だ。見てみろ、彼らはわれわれにどれだけの笑いを届けてくれたことか。芸能人よりもすごいぞ」といった皮肉交じりの感想を残している。（翻訳・編集/川尻）