Record China 2020年7月20日(月) 8時40分
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18日、韓国・朝鮮日報は、「北朝鮮が新型コロナウイルスのワクチンの開発が最終段階に入ったと主張した」と報じた。写真は北朝鮮。
2020年7月18日、韓国・朝鮮日報は、「北朝鮮が新型コロナウイルスのワクチンの開発が最終段階に入ったと主張した」と報じた。
北朝鮮の国家科学技術委員会は同日、ウェブサイト「未来」に、「医学研究院生物学研究所と国家科学院生物工学院でそれぞれワクチンを開発中だ」との文を掲載した。動物実験を通じて、候補となっているワクチンの安全性が確認され、「今月7月初旬から臨床試験を開始した」と主張。その上で「新型コロナウイルスの感染者が1人もいないため、ワクチン開発の最終段階である第3段階の臨床試験が進められない」とした。
北朝鮮のこうした主張に対し、記事は「北朝鮮が財政難であることや、医療レベルを考慮すると、先進国でも完成していない新型コロナのワクチンの開発が北朝鮮でほぼ完了したという主張を、額面通り受け取ることは困難だ」と伝えている。
また、北朝鮮の専門家の1人は「北朝鮮内での新型コロナの感染状況が深刻で、住民の不安を紛らわすための対内宣伝の一環ではないか」との見方を示した。
このニュースに、韓国のネットユーザーからも、「先進国でもできないことを北朝鮮が?」「地球上でこの話を信じる人がいるだろうか?」「世界の関心を引きたいのか?」「今年一番笑えたニュースかも」「こうした主張は同じ民族として恥ずかしい」「ワクチンを作るのにも金が掛かるが、北朝鮮にそんな金がある?」などと懐疑的なコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/関)
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