李登輝氏、安倍首相の靖国参拝は「当然」「政治ではなく魂の問題」―台湾メディア

Record China    2014年1月23日(木) 13時37分

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22日、台湾・中国時報によると、元台湾総統の李登輝氏は日本の月刊誌の取材に対し、安倍晋三首相の靖国神社参拝について、「国家の指導者が国家のために命を犠牲にした英霊を参拝するのは当然のこと」と支持する発言を行った。写真は靖国神社に参拝する安倍首相。

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2014年1月22日、台湾・中国時報によると、元台湾総統の李登輝(リー・デンフイ)氏は日本の月刊誌の取材に対し、安倍晋三首相の靖国神社参拝を支持する発言を行った。人民日報(電子版)が23日付で伝えた。

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李元総統は、安倍首相の靖国参拝を「国家の指導者が国家のために命を犠牲にした英霊を参拝するのは当然のこと」とした上で、「政治の問題ではなく魂の問題」と述べた。

また安倍政権の外交政策については、「中国・韓国の不合理な要求に屈することなく、アジア地域で主体性を持った外交を展開しようとしている」として、「世界のために日本がアジアのリーダーとなるべきだ」と主張した。

日台関係については「日本がまだ果たしていない課題は、日本版の台湾関係法を制定することだ」と述べた。

安倍首相は2010年に訪台した際、李元総統と会談し、革命の英雄を祭った忠烈祠に参拝した。李元総統は「安倍氏が忠烈祠に参拝したように、台湾人も靖国神社に参拝すべきだ。これは国家を尊重する気持ちを表すものだ」と述べていた。

李元総統の今回の発言について、台湾国民党の楊偉中(ヤン・ウェイジョン)広報担当は、「李氏の観点は東アジアと世界の世論の主流ではない。忠烈祠が祭っているのは中華民国の防衛のために犠牲となった英霊であり、侵略者を祭る靖国神社と同視することはできない」とコメントした。(翻訳・編集/NY)

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