Record China 2020年7月22日(水) 16時0分
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21日、韓国・マネートゥデイは、韓国の新型コロナウイルス感染症のワクチン開発の現状について報じた。資料写真。
2020年7月21日、韓国・マネートゥデイは、韓国の新型コロナウイルス感染症のワクチン開発の現状について報じた。
世界保健機関(WHO)によると、現在、世界各国で進められているワクチン関連の臨床試験は23件に上り、臨床前の段階にあるワクチン候補も150以上に達する。韓国内でも複数の製薬バイオメーカーがワクチン開発の意向を示しているが、実際に臨床を進めているところは、GenexineとMedytoxの2社だという。
Genexineが開発した候補物質「GX-19」はDNAの欠片を注入し、人体内でウイルスの欠片を作り抗原として機能させるDNAワクチン。先月19日、国内で臨床第一相試験のための人体投与を始めており、9月までに終えた後、下半期の臨床第二相試験を目標としているという。
Medytoxは豪バイオ医薬品会社Vaxineと手を組み、成人40人を対象にたんぱく質ワクチン「COVAX-19」の臨床第一相試験を始めたことが分かった。結果は8月に発表する予定で、今後韓国内でも臨床を進める計画だという。
ただ、ワクチン開発のニュースが相次ぐ中で中央防疫対策本部のクォン・ジュンウク副本部長は「過度な楽観視」を警戒する立場を示しており、防疫規則・ソーシャルディスタンスの重要性を強調しているという。
これを受け、韓国のネット上では「最も理想的なのは国内での開発。そうすれば全国民が摂取できるだろう」「見えないところで黙々と研究に励んでいる研究員の方々に応援メッセージを送りたい。早さより質が大事」「一日も早くワクチンが開発されて、マスクしないで出かけられる日が来ますように」など期待や応援の声が上がっている。
一方で「正直なところ、韓国はノーベル賞はおろかラスカー賞すら受賞したことがない。メディアに踊らされてはいけない」「韓国は株価操作の方法に見えなくもないけど…」と慎重な声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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