命も危ぶまれた全身やけどから10年、S.H.EのSelina「乗り越えずに学ぶ」心境を語る

Record China    2020年7月23日(木) 21時0分

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生命の危機も報じられた撮影現場での大やけどからちょうど10年目を迎えたS.H.EのSelinaが、ドキュメンタリー番組で10年後の現在の心境を語っている。

生命の危機も報じられた撮影現場での大やけどからちょうど10年目を迎えたS.H.ESelina(任家萱)が、ドキュメンタリー番組で10年後の現在の心境を語っている。

台湾の女性ユニットS.H.EのSelinaは2010年10月、上海市の撮影スタジオで火薬の爆発事故に遭い、身体の54%に及ぶ大やけどを負った。その後は長く治療とリハビリを続けてきたが、皮膚移植の痕を隠すことなく前向きに活動を続ける姿は人々に感動を与えており、さらにこの10年間には弁護士男性との結婚と離婚も経験するという波乱の時間を過ごしてきた。

動画配信サービスWeTVの番組「女人30+」に出演したSelinaは、38歳になった現在の心境について、「毎日ポジティブでいるのは、強くあろうと頑張るよりも難しい」とコメント。そんな中でも、自分自身をもっと重視するように努めているという。

活動復帰は不可能と言われた大やけどから丸10年を迎えたが、「この出来事を乗り越えようとしたり、克服する必要は全く感じない。経験の中からより多くを学べばいいと思っている」と語る。また、10年後の未来の自分に対しては、「『あなたはすごい。頑張って生きているし、とてもきれいになった。あなたは私の憧れの人よ』と声をかけたい」と語っている。

なお、10年前の事故では中国の俳優ユー・ハオミン(兪●明、●はさんずいに景+頁)も同じく大やけどを負い、長期間の治療とリハビリを経て復帰。もともと「国民の弟」と呼ばれる人気アイドルだったが、復帰後は俳優として演技力を磨き、ドラマ「月に咲く花のごとく」や「海上牧雲記 ~3つの予言と王朝の謎」などでさまざまなタイプの役柄に挑戦。演技派として高い評価を受けるまでの成長を見せている。(Mathilda

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