CRI online 2020年7月27日(月) 18時10分
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チベット自治区ガリ地区で26日、送電網連結プロジェクトが完成しました。このプロジェクトは超高圧送変電プロジェクトとして、世界で最も標高が高い地域で実施されました。 プロジェクトの投資総額は74億元(約1100億円)で、建設には3万人以上が参加しました。総延長は1689キロで、ヤ...
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チベット自治区ガリ地区で26日、送電網連結プロジェクトが完成しました。このプロジェクトは超高圧送変電プロジェクトとして、世界で最も標高が高い地域で実施されました。
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プロジェクトの投資総額は74億元(約1100億円)で、建設には3万人以上が参加しました。総延長は1689キロで、ヤルンツァンポ川を3カ所でまたぎ、複数の標高5000メートル以上の山を経由しています。昼と夜の気温差は摂氏25度以上で、工事を有効に進めることができた期間は年間の半分しかなかったということです。
中でも送電線の長さ500キロ余りに及ぶ区間では、120基の鉄塔を沼地に設置せざるをえないなどで、全区間の中でも工事が最も難しい部分でした。作業員は地面が凍りつく厳しい冬にしか工事を行うことができませんでした。
今年末には送電が始まる予定で、チベットの7つの県が初めて大規模送電網の電力を利用できるようになります。沿線の9つの区と県の電力事情も改善し、農牧民38万人が恩恵を受けられるようになるとのことです。(提供/CRI)
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