米ポールソン基金会傘下のシンクタンク、マルコポーロが6月中旬に発表した人工知能(AI)人材に関する報告書「The Global AI Talent Tracker」では、米国の研究機関に関連する人材のほぼ3人に1人を中国の大学が養成しており、米国がAI分野で世界をリードする地位を得ていることと中国の人材供給は密接不可分であることが示されている。米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授は先ごろ執筆した文章で、中国との人的・文化的交流を遮断することは米国自身の利益を損なうだけだと警告している。米ブルッキングス研究所ジョン・L・ソーントン中国センターの主任、李成氏は最近のインタビューで、中米間の緊密な経済、貿易、文化交流は両国に利益をもたらし、米国の経済と一般市民のどちらも中国とのデカップリング(切り離し)による衝撃と影響に耐えられないとの見方を示している。(CRI論説員)
この記事のコメントを見る