韓国で猛威を振るう鳥インフル、中国が贈った「トキ」にまで及ぶ危険も―韓国メディア

Record China    2014年1月30日(木) 17時24分

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29日、韓国・中央日報によると、韓国では現在鳥インフルエンザが猛威を振るっているが、その影響が中国から贈られたトキにまで及ぶのではと懸念されている。資料写真。

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2014年1月29日、韓国・中央日報によると、韓国では現在鳥インフルエンザが猛威を振るっているが、その影響が中国から贈られたトキにまで及ぶのではと懸念されている。2013年6月の朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪中時に中国がトキを寄贈することを約束し、その後2羽が贈られた。現在は韓国の慶尚南道昌寧郡の施設で飼育されている。国際在線が伝えた。

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トキが飼育されている施設から1キロほど離れた場所で、渡り鳥のフンから鳥インフルエンザウイルスが検出されたため、懸念はますます強まっている。そのため、トキの飼育施設関係者は、非常措置として繁殖期に入ったトキを優先的に一部のトキの施設から移動させると同時に周辺の沼地の消毒などを行っている。

韓国メディアによれば、韓国側は中国から贈られた2羽のトキを大事にしている。2013年に中国からトキを迎え入れる際の経費は、ビジネスクラスを貸し切り、新しい環境に慣れさせるための費用と合わせると5000万ウォン(約470万円)に達するなど、VIP待遇で扱っている。韓国でトキは絶滅危惧種に指定されており、現在昌寧郡には26羽のトキが飼育されている。(翻訳・編集/内山

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