韓国の現代・起亜自動車、米国で販売がコロナ禍前の水準に回復=ネット「経済立て直して」

Record China    2020年8月6日(木) 8時20分

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5日、韓国・中央日報によると、米国市場で現代自動車と起亜自動車の7月の販売台数が、新型コロナウイルス感染拡大前の水準をほぼ回復した。写真は起亜自動車。

2020年8月5日、韓国・中央日報によると、米国市場で現代自動車起亜自動車の7月の販売台数が、新型コロナウイルス感染拡大前の水準をほぼ回復した。

現代自動車の米国販売法人によると、7月の自動車販売台数は5万8934台で、前年同月(5万8926台)とほぼ同じ水準だった。起亜自動車は先月、米国で5万2497台を販売。前年同期(5万3405台)よりわずかに減少した。高級車ブランド「ジェネシス」の販売台数が20.7%減少したことを除けば、他の車種の販売はほとんど増加した。

米国市場での新型コロナによる現代自動車グループの販売減少率は、競合他社に比べ相対的に小さかった。現代自動車の今年第2四半期(4~6月)の売上高が前年より24%減少した同じ期間、日本のトヨタ自動車(マイナス34.6%)、日産(マイナス50.2%)の販売減少率は現代自動車よりも大きかった。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「コロナで自動車産業が落ち込む中、昨年と同水準とはすごい」「コロナ渦で明るいニュースだ」「現代自動車に頑張ってもらって、韓国の経済を立て直してくれたらうれしい」などといった声が上がっている。

現代自動車グループは、下半期に米国で新車を出し、反響を狙う。現代自動車のキム・サンヒョン専務は「下半期の米国市場の販売目標は、上半期比25%増の35万台水準。スポーツ用多目的車(SUV)の比率は60%以上を維持し、販売収益の改善に注力する」と話した。(翻訳・編集/関)

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