12年前の2008年8月8日、北京オリンピック大会が行われ、その翌年から毎年8月8日は中国の「全国民のスポーツの日」に定められました。今年のテーマは「全国民のスポーツ推進　小康社会の全面達成に助力」です。

習近平主席は｢全国民のスポーツ」の提唱者と実行者として、「1人の健常者は豊富な知識と文化を持つだけでなく、健康な精神と強い身体を持たなければならない。スポーツを通じて全国民の体の素質レベルと健康を絶えず向上しなければならない」と述べました。

2017年1月23日、習主席は河北省張家口市で北京冬季五輪の準備状況を視察

全国民へのスポーツの普及や国際スポーツ協力への関与レベルは国の現代化レベルを示す印です。中華人民共和国が成立して70年、国民の健康素質レベルは大きく向上しました。「全国民のスポーツ」は人々が体を強くし、健康な生活を送る基盤です。また、国民の身体の健康は小康社会の全面達成における重要な事柄であり、一人一人の成長と幸せな生活を実現するための基礎でもあります。新型コロナウイルスの影響を克服し、常態化した予防・抑制を着実に実施し、人民の生命の安全と身体の健康を確保して小康社会の全面達成に助力することが当面の任務です。

2022年の冬季五輪は北京で開催されますが、これは中国のスポーツと世界のオリンピックがウィンウィンの局面を切り開く良好な契機であり、中国国民のオリンピックに対する情熱を呼び起こすことにもなります。北京冬季五輪および冬季パラリンピックの開催は、中国にとって百年に1度とない歴史的なチャンスであり、中国の冬季スポーツの大きな発展が期待されています。また、中国では3億人余りが冬季スポーツに参加しており、これも国際オリンピック運動の発展にとって大きな貢献となると見られています。（提供/CRI）