なぜ日本のホームレスは“物乞い”をしないのか?―中国メディア

Record China    2014年1月31日(金) 23時36分

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20日、中国新聞網は、「東京、ひいては日本全国で物乞いをする人物を見ることは難しい」とする記事を掲載した。資料写真。

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2014年1月20日、中国新聞網は、「東京で物乞いをする人を見ることは難しい」とする記事を掲載した。

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中国には乞食が多数存在する。場合によっては乞食をした方が仕事をするよりも儲かるというケースもあることが、その数を増やしている一因であるとも言われている。

統計によると、東京には2000人余りのホームレスが存在する。普段、彼らは駅のごみ箱や電車内から乗客が捨てた雑誌を拾い、夕刻になると、それらの雑誌を駅の近くの露店で売る。彼らのほとんどが中年か老人だ。

日本には貧しい人のために「生活保護」という制度があり、東京では毎月12万円ほどが受け取れるが、多くのホームレスは受け取りを拒んでいる。彼らは自分の生計は自分で立てることが人としての尊厳だと感じているという。

中国とは対照的に、日本のホームレスはなぜ物乞いをしないのか。その理由について慶応大学社会学部の島田教授は「まず、日本人は極端なまでの羞恥心を持っている。たとえ餓死しても施しを請うことはない。次に、楽をして物を手に入れる者は、日本では軽蔑されるから。最後に、日本の伝統的な武士道文化の中には、『武士は食わねど高楊枝』の理念があるから」と話している。(翻訳・編集/北田

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