「中国は国際ルール順守を」次期駐中国米国大使が発言―米メディア

Record China    2014年2月1日(土) 12時17分

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1月30日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「米国はいかにして日中開戦を防止するのか?」を掲載した。次期駐中国米国大使のボーカス上院議員は中国に国際ルール順守を求めていくとコメントした。写真は第二次世界大戦記念碑。

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2014年1月30日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「米国はいかにして日中開戦を防止するのか?」を掲載した。

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日中関係が緊張している。中国官制メディアは、日本が挑発している、軍事的緊張をもたらしたと批判を続けている。日中両国の世論調査では90%が相手国を嫌いだと回答している。それでも戦争の可能性は低いと米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン日本部長は指摘する。その理由の一つに米国の存在がある。

28日、次期駐中国米国大使に指名されたマックス・ボーカス上院議員は米上院外交委員会の公聴会に出席したが、領土問題で中国に強硬な態度を取るべきではとの質問に、中国と隣国の緊張を緩和させるよう慎重に対応すべきだと回答した。中国の東シナ海防空識別圏策定には遺憾の意を示しつつ、日中関係が脆弱で片方の誤った判断が大問題に発展しかねないと懸念を示した。

公聴会後、ボーカス上院議員は記者の取材に答え、米中関係で最も重要なことは「結果」と「積極的かつ建設的な方法で処理すること」だと述べた。米国が新たな防空識別圏の策定などアジアでの勢力拡大に反対していること、日本防衛の責任を負っていることを中国に理解させ、中国政府が国際ルールを順守するよう求めていくと話している。(翻訳・編集/KT)

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