中国人科学者がノーベル平和賞候補に=ハイブリッド米の研究で食料問題に貢献―ロシアメディア

Record China    2014年2月3日(月) 11時42分

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2日、ノルウェーの議員が2014年度のノーベル平和賞候補として、ハイブリッド米の開発に携わっている中国の科学者・袁隆平氏を指名したと、露メディアが報じた。

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2014年2月2日、参考消息網によれば、ロシアの国営ラジオ放送ボイス・オブ・ロシア(VOR)ウェブサイトは1月31日、ノルウェーの議員が2014年度のノーベル平和賞候補として、交雑水稲(ハイブリッド米)開発に携わっている中国の科学者・袁隆平(ユエン・ロンピン)氏を推薦したと伝えた。

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袁氏は84歳で、中国において「ハイブリッド米の父」と呼ばれる専門家。袁氏の研究によってアジアの水稲の収穫量が大幅に増加し、食糧問題の解決に大きく貢献している。現在、中国で栽培されている水稲の半数以上が袁氏の開発した交雑品種で、その技術は世界20カ国以上で利用されている。

報道によれば、ノーベル平和賞候補として名前が挙がっているのは袁氏のほかに、インドで米・小麦の品種改良に従事する農学者モンコンブ・スワミナサン氏、パキスタンの人権運動家マララ・ユサフザイさんなど。(翻訳・編集/岡田)

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