Record China 2021年4月8日(木) 22時20分
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韓国の首都ソウルと第2の都市・釜山の市長選の投開票が7日行われ、両市とも文在寅政権与党の候補が惨敗した。これに関連し、中国新聞網は「与党はなぜ惨敗したのか」とする記事を掲載した。写真は釜山。
韓国の首都ソウルと第2の都市・釜山の市長選の投開票が7日行われ、両市とも文在寅(ムン・ジェイン)政権与党で革新系の「共に民主党」の候補が惨敗した。
これに関連し、中国のニュースサイトの中国新聞網は8日、「与党はなぜ惨敗したのか」とする記事を掲載した。
韓国・聯合ニュースによると、ソウルの市長選は保守系最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長の得票率が57.5%、共に民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官が39.2%だった。呉氏は市25区すべてで朴氏を上回った。
釜山市長選も、国民の力の朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)候補が62.7%の票を集め、共に民主党の金栄春(キム・ヨンチュン)候補(34.4%)を圧倒した。
中国新聞網は、与党惨敗について、「民怨(人民大衆が抱いている恨み)の現れ」との見方も出ているとし、韓国外国語大学グローバル安全保障協力研究センター所長のファン・ジェホ教授の話として、「直接の導火線となったのは不動産高騰だが、その背後には、人々の間で長い間蓄積されてきた不満の集中的な爆発もある」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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