百田尚樹氏「南京大虐殺は蒋介石の宣伝」=菅官房長官も問題視せず―英メディア

Record China    2014年2月5日(水) 11時17分

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4日、NHKの経営委員の作家・百田尚樹氏が、東京都知事選の応援演説で「南京大虐殺は蒋介石の宣伝だった」と発言したことが議論を呼んでいる。写真は南京大虐殺記念館。

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2014年2月4日、NHKの経営委員の作家・百田尚樹氏が、東京都知事選の応援演説で「南京大虐殺蒋介石の宣伝だった」と発言したことが議論を呼んでいる。英BBC中国語版が伝えた。

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百田氏は、東京都知事選に出馬した元航空幕僚長の田母神俊雄候補の応援演説で、南京大虐殺は蒋介石が1938年に宣伝したものだったとして「なぜ世界はこれを無視したか。そんなことはなかったからです」と述べ、大戦末期の東京大空襲を「悲惨な大虐殺」だったと話した。百田氏の発言について、菅義偉官房長官は、「個人の意見であり放送法には違反しない」という認識を示した。

同日、NHKの籾井(もみい)勝人会長は国会で、今年1月の就任記者会見で物議を呼んだ慰安婦に関する発言について謝罪した。百田氏は政治的には右翼だとみなされており、憲法改正を支持している。特攻隊入りした若者を描いた代表作『永遠の0』は映画化され、安倍総理大臣は鑑賞後「とても感動した」と語っていた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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