香港の市民団体、中国本土人の入境制限を訴える=「香港社会に大きな負担」―仏メディア

Record China    2014年2月6日(木) 9時21分

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4日、旧正月に入った中国本土から多くの旅行客が香港やマカオを訪れており、地元の市民団体が「入境を制限すべきだ」と主張している。写真は香港の繁華街。

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2014年2月4日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによれば、旧正月(春節)の大型連休に入った中国本土の多くの人が海外旅行に出かけ、香港やマカオにも中国本土からの旅行客が多数訪れているという。

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香港では「本土からの入境を規制すべき」と主張する市民団体が存在する。彼らは旺角(モンコック)で中国本土から来た旅行客に「特定の省・市に住む人に対して行われているビザ簡略化政策が香港社会に多大な負担を強いている」という内容のビラを配布し、生活空間を返して欲しいと訴えかけた。

市民団体によると、特に深センから密輸目的で訪れる人の存在は香港の小売店の画一化を促しているといい、大量の中国本土人が流入することで生活用品を販売する店が異様に混雑し、地元の人々の利用に支障をきたしているという。ビラを受け取った本土客は「こうした活動は両地の人々の感情を損ねている」「歓迎されないなら、今後は香港を訪れる機会は減っていくだろう」などと不満を示している。

香港と同様に本土からの旅行客が多数訪れているマカオでは、3日は夜9時までに39万人が入境し、そのうち54%が本土から来た旅行客だったと現地メディアは報じている。マカオでもキャパシティを超える旅行客の入境を規制すべきだと主張する市民団体はあるが、具体的な反対活動は今のところ行われていないという。(翻訳・編集/岡田)

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