「愛の不時着」ヒョンビン、日本での写真集復刊に法的措置を警告=韓国ネット「かわいそう」

Record China    2020年8月19日(水) 23時20分

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18日、韓国メディアによると、俳優ヒョンビンの海兵隊生活に密着した写真集が日本で復刊されるが、ヒョンビン側は「何の連絡も受けていない」として法的措置を警告している。写真は「愛の不時着」のポスター。

2020年8月18日、韓国・マネートゥデイによると、Netflixで配信中の韓国ドラマ愛の不時着」で人気急上昇中の俳優ヒョンビンの海兵隊生活に密着したドキュメンタリー写真集が日本で復刊される。しかしヒョンビンの所属事務所は「事前に何の連絡も受けていない」として法的措置を警告しているという。

日本メディアは18日、ヒョンビンが兵役義務のため海兵隊に服務していた当時の様子を収めた写真集「ヒョンビン、海兵隊の日々」が新訳で9月7日より復刊されると報じた。

記事によると、ヒョンビンは海兵隊に服務していた2011年、公益目的で海兵隊写真集を撮影した。しかしこの写真集は、12年に韓国で「美しいその男、ヒョンビンの海兵隊員日記」とのタイトルで電子書籍として出版された。さらに14年には日本でもオフラインの写真集として出版され問題となった。

ヒョンビン側は当時の写真集契約からも排除されたが、軍人の身分のため肖像権が適用されず、問題提起ができない状況だった。さらに海兵隊の広報という公益目的である点を考慮して沈黙を守っていたという。

ところが今回は「公益目的で撮影した写真で私益を得ようとすることは問題」とし、「法的措置を取る」との立場を示しているという。

これに韓国のネットユーザーからは「軍人には人権がないのか?。なぜこんなケースが発生するのか」「同意なく発売なんてあってはならないことだ」「ヒョンビンがかわいそう」「日本の皆さん、購入しないでください」などの声が上がっている。

また「そもそもなぜ海兵隊はそんなことを?」「国を守る海兵隊の写真が日本で売られる?」「さすが韓国の軍隊。なんでも見せちゃうんだね」「海兵隊は軍組織なのになぜこんな営利活動ができるのか疑問」「海兵隊が勝手に契約したということ?。公益目的で撮影したのに販売し、さらには再発売の契約まで?」などと指摘する声も。

その他「韓国の出版社に問題がある」「俳優ヒョンビンではなく海兵隊ヒョンビンを扱った本だから、海兵隊と出版社間の契約により発刊された本だ。今も昔もヒョンビンの所属事務所は関係ない」「よくないことだけど、それだけ日本でのヒョンビン人気がすごいということか」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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