<日中対立>日本が尖閣を盗んだ、挑発には厳しく対応=中国全人代委員語る―独誌

Record China    2014年2月6日(木) 11時56分

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4日、RFI中国語版は記事「傅瑩:挑発を受けたならば中国は厳しく対応する」を掲載した。中国全国人民代表大会外事委員会の傅瑩主任委員は独誌の取材に答え、日本が尖閣諸島を盗んだと強く批判した。写真は傅瑩主任委員。

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2014年2月4日、RFI中国語版は記事「傅瑩:挑発を受けたならば中国は厳しく対応する」を掲載した。

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1月31日、ドイツでミュンヘン安全保障会議が始まった。中国全国人民代表大会(全人代)外事委員会の傅瑩(フーイン)主任委員が出席。滞在中、独誌フォーカスの取材に答え、尖閣問題における日本の対応、西側諸国による中国への発言を批判した。

傅委員は尖閣問題について、120年前に日本が初めて中国を侵略した際に盗まれたものだと指摘。ゆえに2012年の日本による国有化に対して中国は主権を主張するべく反応しなければならなかったと発言した。かつて植民地だった国々はいまだに多くの領土問題を抱えているが、日本政府は領土問題の存在すら認めておらず、交渉すらできないと批判した。

また防空識別圏については、日本は43年前に防空識別圏を設定した。しかも中国本土から130キロという近い距離に設定されていると指摘。今、中国の防空識別圏策定が大問題とされているのはおかしいと批判した。

その上で中国は軍拡競争に参加する意志はないが、挑発されれば厳しく対応すると話した。もし中国が19世紀から20世紀初頭のように自衛できないのであれば、そのほうが世界の平和にとっては不利になると話している。(翻訳・編集/KT)

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