台風で観覧車のゴンドラ1基だけが激しく回転、担当者「正常です」―中国

Record China    2020年8月20日(木) 23時0分

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中国版ツイッター・微博で、台風の強風により激しく回転する遊園地の観覧車のゴンドラの動画が注目を集めている。

2020年8月19日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、台風の強風により、広東省の遊園地の観覧車のゴンドラが1基だけが激しく回転する動画が注目を集めている。

アップされた動画は、18日午前9時に南シナ海で発生した台風7号「ヒーゴス」がもたらした強風の影響で、当日の営業を中止した広東省佛山市内の遊園地「順徳華僑城歓楽海岸PLUS」にある観覧車「順徳眼」をネットユーザーが撮影したもの。観覧車の一番高い所にあるゴンドラ1基だけが激しく回転しており、これを伝えた頭条新聞は「魔法にかかったよう」と伝えた。

この動画に対し、遊園地側は「観覧車のゴンドラは、工事現場にあるタワークレーンのスイングアームと同じ原理でぶら下がっているので、オートロックの装置はなく、台風などの時は、風見鶏のように風を受け流すようにしている」「画面上のゴンドラは観覧車の最高到達点にあるので揺れも激しいが、安全上のリスクは無く正常な現象」と説明している。また、同遊園地のホームページでは、「この観覧車は設計上、毎秒約37メートルまでの強風に耐えることができる」と紹介されている。

このツイートに対し、他のネットユーザーからは「怖いなあ」「観覧車が一人で遊んでいるみたいだ」「どうして他のゴンドラは回転しないの?」「正常といっても、中には入れない」「いつもより余計に回っている」「無重力が体験できそう」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/原邦之

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