比大統領の「中国は大戦前夜のヒトラー」発言、大統領府は「史実の引用にすぎない」と否定―中国メディア

Record China    2014年2月6日(木) 11時41分

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5日、フィリピン大統領府報道官は、アキノ大統領が米紙のインタビューで、中国を第2次世界大戦前夜のヒトラーと重ね合わせたことについて、「歴史事実を引用して質問に答えたにすぎない」と否定した。資料写真。

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2014年2月5日、フィリピン大統領府報道官は記者会見で、アキノ大統領が4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)のインタビューで、中国を第2次世界大戦前夜のヒトラーと重ね合わせたことについて、「歴史事実を引用して質問に答えたにすぎない」と否定した上で、「意図せず中国の感情を害してしまった」と説明した。中国新聞網が伝えた

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アキノ大統領は米紙に対し、南シナ海の領有権を強硬に主張する中国を、第2次世界大戦前夜の1938年、当時のチェコスロバキアのズデーテン地方を併合したヒトラーのドイツと重ね合わせ、領有権紛争の解決で国際社会がフィリピンを支持するよう訴えていた。

これに対し、報道官は「直接的に中国をヒトラーのドイツに例えたわけではない。大統領は軍事史を読む習慣があり、インタビューの中で単純に史実を引用したにすぎない」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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