アラサー女子がテーマで大ヒットとなったドラマ「三十而已(Nothing But Thirty)」のバトンを、家族のあり方を描いた青春成長ドラマ「以家人之名(Go Ahead)」が受け取り、ドラマ市場で大きな話題を呼んでいる。女優の譚松韵(タン・ソンユン)や俳優の宋威龍(ソン・ウェイロン)、張新成(チャン・シンチェン)が出演する同ドラマは、湖南衛星テレビで大ヒット放送中だ。同ドラマは、譚松韵演じる李尖尖、宋威龍演じる凌霄、張新成演じる賀子秋の、血縁関係にない3人が偶然のきっかけで新しい「家族」となり、一緒に支え合いながら成長していく姿を描いている。愛によって「家族」の傷を癒す家族愛を描いた作品だ。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
ホームドラマはお決まりのパターンにはまりやすく、視聴者に新鮮味を感じてもらうのが難しいジャンルでもある。これまで、ホームドラマというと、大きなトラブルや重大な時代の命題が売りだった。しかし、多くの人々の議論の的になる作品にするためには、社会問題に切り込む必要がある。ホームドラマ系のシチュエーション・コメディ、嫁と姑の問題、相続トラブル、なかなか結婚できない女性、子供の教育、そして昨年のドラマ「都挺好(ALL IS WELL)」がスポットを当てた原家族の問題など、これまで大ヒットしてきたホームドラマは、社会問題に焦点を当てていたため、話題性に事欠かなかった。「以家人之名」の口コミ評判が高い主な原因は、ホームドラマのお決まり路線から脱して、独自のスタイルを築いているからだ。
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