Record China 2020年8月24日(月) 12時50分
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「レクイエム 最後の銃弾」などで知られるベニー・チャン監督が23日、上咽頭がんのため死去。アンディ・ラウ、ドニー・イェンら香港スターもコメントやSNSを通じ、大きな衝撃と悲しみ、哀悼の意を示している。
映画「レクイエム 最後の銃弾」などで知られるベニー・チャン(陳木勝)監督が23日午前、上咽頭がんのため死去。監督作品に出演したアンディ・ラウ(劉徳華)、ドニー・イェン(甄子丹)ら香港スターもコメントやSNSを通じ、大きな衝撃と悲しみ、哀悼の意を示している。
香港出身で1961年生まれ、58歳のベニー・チャン監督はテレビ局でドラマ制作に携わったのち、アンディ・ラウ主演「天若有情」(90年)で映画監督デビュー。ジャッキー・チェン(成龍)の「WHO AM I?」や「香港国際警察/NEW POLICE STORY」、「プロジェクトBB」をはじめ、「インビジブル・ターゲット」「コネクテッド」「新少林寺」「レクイエム 最後の銃弾」など数々のヒット作品を生み出し、特にポリスアクション&サスペンスの名手として知られる。
遺作となったのはドニー・イェン、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)主演の「怒火」で、昨年末にクランクアップ。公開時期については現在調整中となっている。香港メディアによると、同作の撮影中に体調不良のため診察を受けたところ、上咽頭がんの末期であることが分かったという。
この訃報を受けてアンディ・ラウは23日、「とても受け入れられず、心が痛い」と短いコメントを公表。受けた衝撃の大きさを物語っている。ニコラス・ツェーも香港メディアに対し、「自分にとっての恩師。仕事だけでなく人としても非常に大きな影響を受けた」と話している。さらにドニー・イェンはSNSで、「この痛みと悲しみをどう表現していいのか分からない。どうか安らかに」と短い言葉を記し、悲しみと哀悼の意を示している。(Mathilda)
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