CRI online 2020年8月25日(火) 15時50分
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新型コロナウイルス感染症の快復者1人が欧州から香港に戻った後に新型コロナウイルスの検査をしたところ、再び陽性との結果が出たことが、香港大学で確認されました。
新型コロナウイルス感染症の快復者1人が欧州から香港に戻った後に新型コロナウイルスの検査をしたところ、再び陽性との結果が出たことが、香港大学で確認されました。快復者の再感染は世界で初めてとのことです。
報道によれば、新型コロナウイルスに再感染したのは33歳の男性で、今年3月末に感染が確認され、4月中旬に快癒して退院しました。同男性は8月初旬に英国を経由してスペイン旅行をしましたが、香港に戻った後に再度の感染が確認されました。香港大学微生物学科のチームによれば、1回目と2回目に感染したウイルスの株は遺伝子配列が明らかに異なるので、1回目のウイルスによる陽性が「復活」したのではないと確定できました。
同チームはまた、「新型コロナウイルス感染者の体内の抗体レベルが感染した数カ月後に次第に低下することは、すでに証拠が示されている。今回再感染の症例が出たことから、新型コロナウイルスがインフルエンザウイルスなどと同様に、人々の間に長期的に存在する可能性があることが分かった」との見方を示しました。同チームはその上で、「感染して快復した場合も予防の意識を持ち続け、将来は新型コロナウイルスのワクチン接種を検討してほしい」と論評しました。(提供/CRI)
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