中国、2030年までに独身者が自動車購入者の3割占める―米メディア

Record China    2020年8月31日(月) 9時50分

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米ブルームバーグは28日、「2030年までに独身者が中国の自動車購入者の30%を占める」とする記事を掲載した。写真は中国四川省で今年開催された自動車展示会。

米ブルームバーグは28日、「2030年までに独身者が中国の自動車購入者の30%を占める」とする記事を掲載した。中国共産党系の環球時報(電子版)が29日、その内容を要約して次のように伝えている。

2030年までに中国で車を購入する人のほぼ3人に1人が独身者となり、自動車メーカーの広告からデザインまでのすべてを変えることになるだろう。これは中国の自動車情報サービス大手、Bitauto Holdings(易車)傘下の調査会社のリポートによるものだ。

リポートによると、独身者が新車購入者に占める割合は現在、約15%だという。

世界最大の市場である中国で車を購入している人々の大多数は家族ユーザーで、消費者全体の約85%を占めている。そうしたユーザーは、より広々とした家族サイズの車の需要を先導している。しかし、世界中の多くの国と同様に、中国の若者は晩婚化し、独身でいる時間が長くなっている。若い独身のバイヤーは、スタイルと環境特性をより重視するだろうと、リポートの作者は述べている。

すでにフォルクスワーゲンやゼネラルモーターズなどの伝統的な企業が再配置を開始している。ホンダは今週初め、初めての小型電気自動車を発表した。

リポートによると、独身者は、中古車よりも高級車や外国のブランド、新車を選ぶ傾向がある。今年上半期の中国市場では独身者の約5人に1人が高級ブランドを選択している。(翻訳・編集/柳川)

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