フライメディア 2020年9月4日(金) 19時40分
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今再び注目を浴びているのが MITと言われる Made in Taiwan グッズだ。
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コロナウィルスによる経済的打撃は世界中の国々に影響を与え、失業率を増やし続けている。夏休みシーズンが終了し新しい学期が始まろうとしている台湾、台湾人による行楽シーズンのピークが終わりを迎える事で、海外旅行客からの収入を当てにする事が出来なくなった旅行会社は更なる打撃を受け、9月には倒産ドミノが起きるのではないかと囁かれている。
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フランスやタイなどの国々と同じく台湾も海外からの観光客を収入源にしている企業が数多く存在する。世界各国で海外旅行が禁止されている今、台湾島内でアイデアを出し合い経済を回す以外なす術が無くなっているようだ。
そのような動きから昨今再び注目を浴びているのが MITと言われる Made in Taiwan グッズだ。日本で台湾旅行がブームになった頃から台湾で製造された商品の品質が注目されるようになっているのだ。客家族による花布など、日本人観光客から注目された事で、台湾でブームが起きるパターンもよくあるようだ。
台南にある「合成帆布行」も昨今注目されている店のひとつだ。台南では数々の帆布製品専門店が並び、その品質の良さからコロナ前は多くの海外観光客が訪れている。中でも60年以上の歴史をもつ合成帆布行は常連客も多い老舗だ。
台湾では日本より先駆けてレジ袋の有料化が実施されている為、丈夫な帆布のバッグは様々な用途に使用できると評判がいい。
海外観光客からの収入がほぼゼロとなりつつある現在、台湾人は「台湾之光」とも呼ばれているMIT企業を守る為にも積極的な促進イベントなどを開催し、台湾製品の良さを改めて見直す傾向にあるようだ。
合成帆布行のカバンやグッズは日本でも個人で輸入し販売している雑貨店があるとのこと、日本で見かけた際はぜひその品質の良さをチェックしてみてほしい。(提供/フライメディア)
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