1．5億台の車、マイカー族が引き起こす交通大渋滞―北京市

2007年5月28日、北京市交通委員会副主任の劉（リュウ）氏は、昨日行われた博覧会の席上で、北京市内の自家用車の台数が大幅に増え、交通を圧迫しているため、早急な対策が求められている、と述べた。

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去年1年間で、北京市内の交通量は全体で30．2％アップした。しかし、自家用車の使用率はさらに早い勢いで増えており、その増加率は公共の交通手段による交通量の増加率の2倍だ。さらに劉氏は、過去5年間で自家用車1台の平均乗車人数が1．52人から1．26人に減少したという調査結果を引用し、自家用車1台あたりの平均乗車人数が減ったという点についてふれ、こうしたことも交通の圧迫につながっている、と指摘した。***

劉氏は、「自家用車使用率の増加に伴い、交通渋滞などの問題も増加している。こうした状態を改善するため、市では、自家用車を効率的に使用するよう指導するほか、特に市中心部においては道路の使用制限を設けるなど、様々な改善策を検討している」と述べた。（翻訳/編集・BA）