フライメディア 2020年9月12日(土) 11時30分
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延々と続くコロナ禍に“慣れ”すら感じてしまうようになってしまった今日この頃。台湾では感染者数が他の国に比べ格段に少ないものの、経済への打撃は他の国と同じく計り知れない程だ。
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9月も始まり今年も中秋節に向けた商戦が各地で始まっているが、かつて賑わっていたショッピングエリアでは閉められたままのシャッターをよく目にするようになった。またコロナの影響で閉店するレストランも急激に増え始めているのも現状だ。
来客数が激減した事以外にも、世界情勢が大幅に変化する事で海外からの材料の入手が困難となり閉店を余儀なくされている店も多いようだ。
そのような不況の渦の中、次々と新しい戦略を生み出し生き残りを図っている業界もあるようだ。
そのひとつとして挙げられるのがコンビニ業界だ。台湾の実名制マスク購入制度の開始以来、多くの台湾人がコンビニにある端末を使用し、マスクを予約することで、コンビニに足を運ぶ人も更に増えたようだ。
また以前のブログで紹介したように台湾各地に「特色店舗」という通常の店舗とは違った内装のコンビニが話題となり、観光地化するまでになっている。
前回のコンビニ紹介では最大手のセブンイレブンを紹介したが、同じく大手の全家(ファミリーマート)も負けてはいないようだ。今回は台中にある2店舗の特色店舗を紹介しよう。
台湾のコンビニでは購入したものをすぐに食べられるようにとイートインスペースが充実しており、年々どの店舗も広さが拡大している傾向にある。
地元の台湾人には日本の古民家カフェを思い出させると人気のようだ。しかも24時間営業とだけあって、落ち着いたスペースでゆっくりと過ごす事ができるのだ。こんなコンビニが家の近くにあったらいつまでも長居してしまいそうだ。
次の店舗は体育大学にできた店舗だ。学生には割引サービスがあり購買部の役割もある店舗とのこと。外部の人達も使用できるので、年配の台湾人も気兼ねなく、くつろいでいた。
日本ではなかなか見られないような広々としたコンビニエンスストア、日台間の旅行が解禁になった暁にはぜひ台湾の特色コンビニ巡りをしてみてはいかがだろうか。(提供/フライメディア)
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