Record China 2020年9月18日(金) 19時40分
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中国のエンタメ系メディア、新浪娯楽は17日、韓国の女性アイドルの脚を服で隠した関係者が罵声を浴びせられる騒ぎがあったと報じた。
記事によると、この騒ぎは女性アイドルグループ「FANATICS」のライブ配信中に起きた。太ももがあらわになっているメンバー2人の脚に関係者がジャケットを掛けたのだが、「脚を見せるためなのに何を隠しているんだ」という男性の声の後に平手打ちのような音が聞こえてきたという。その後、所属事務所はこの件に関して「不適切な発言だった」とする謝罪を表明。関係する責任者への措置と再発防止についても言及した。
この騒ぎは中国でも関心を集め、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の17日の検索キーワードランキングでは一時、1位に浮上。ネットユーザーからは「これって職場のいじめじゃないの?」「なんてひどい態度」「関心を引くためなら手段を選ばないということか」「言葉が出ない。人への尊重というものが分かっていない」などさまざまな批判の声が上がっている。
一方、中国のポータルサイト騰訊網にはこの問題をめぐって「アイドルグループやエンタメ企業内部のいじめ事件が再び外の世界の討論の焦点になった」との文章が掲載されており、文章の筆者は「ジャケットを掛けたのはメンバーではないか」との声が出ていることを紹介した上で、「スタッフであれ、メンバーであれ、脚を隠したことが平手打ちをされる理由にはならない」と指摘した。
さらに、今回の騒ぎは決して珍しいケースではないと述べ、「『脚が売り』という口ぶりから、多くのグループがぎりぎりのことをやる背後の動因が見て取れる」と主張。「韓国では毎年、数百に上るアイドルグループが誕生するが生き残れるのは1割か2割程度。その中でトップに上り詰めるのはごくわずかな数にすぎない」と説明し、人気が一気に爆発するグループを育てることが難しい中、きわどい方法で短時間のうちに関心を集めようという思惑が企業側にあるとの考えを示した。筆者はまた、「こうした方法がメンバーに影響を与えるかどうか、メンバーが受け入れられるかどうかに至っては会社側の考慮に入っていない」とも指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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