知ってる?中国で誕生している新職業(1)知識共有型ブロガー

人民網日本語版    2020年9月21日(月) 17時10分

拡大

今年の夏、中国科学院神経科学研究所の生物学博士課程を修了し、7年間の学術キャリアを積んだ唐騁さんは、たくさんの同級生のようにポストドクターに進むのではなく、ブロガーになる道を選んだ。

今年の夏、中国科学院神経科学研究所の生物学博士課程を修了し、7年間の学術キャリアを積んだ唐騁さんは、たくさんの同級生のようにポストドクターに進むのではなく、ブロガーになる道を選んだ。人民日報が伝えた。

動画共有サイト・bilibili(ビリビリ)のオンラインコミュニティーで、唐さんはガールフレンドと共に、「芳斯塔芙」というアカウントを運営しており、フォロワーの数は150万人を超えている。2019年には、ビリビリの人気「うp主」ランキングトップ100にランク入りし、すでに科学普及の分野では有名なブロガーだ。

「芳斯塔芙」は一夜にして人気アカウントとなったと言えるだろう。昨年2月14日、唐さんは初めて、古生物を紹介するオリジナル動画「アノマロカリス:初代キングの物語」をアップ。再生回数が24時間以内に延べ10万回に達し、フォロワーも2日間で700人から4万2000人に急増した。それ以来、唐さんたちは1~2週間に1本のペースでオリジナル動画をアップするようになった。動画の長さは1本当たり5~15分で、資料調べ、起草作り、素材探しなどをして、シナリオを確定させ、動画を編集し、音楽を入れるなど、動画完成までには多くの作業が必要だ。もともと唐さんたち2人にとってブログは趣味の一環だったものの、今ではそれが仕事となっている。

唐さんは、「初めは興味があったためブログを始めた。そして、想定外にも大人気となり、動画の製作に打ち込むようになった。気持ちが浮ついている時もあったが、今は平常心。大人気になって以降、たくさんの活動や仕事が増えたが、自分の位置付けが『科学を伝える人』であることはずっと変わらない。今は、形式を増やして、事業を拡大することに精力を傾けたい。人々の生活水準が向上するにつれて、科学について知りたいというニーズはこれからも高まるだろう。科学普及分野のユーザー増加については楽観視している。すでにアルバイト2人を雇っており、もうすぐスタジオも開設する」と話している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

この記事のコメントを見る

【アジア食品のネットサイトがオープン】
中華圏、韓国などのアジア食材が手軽に入手できます!
サイトはこちら

【日中WeChat交流広場】
新たに交流の輪を拡げませんか?どしどしご参加ください!
WeChatの掲載希望も大歓迎!
あなたの活躍を探している日本や中国の人とつながりませんか?サイトはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携