2014年2月18日、タイ富士ゼロックスの一部門、富士ゼロックス・プリンターは急速に成長するオフィス用紙市場に参入すると発表した。

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タイでは2013年、オフィス用紙市場は15％成長したが、レーザ・プリンター市場は5％の成長、プリンター部門全体では0％の成長に留まった。

タイ富士ゼロックス・プリンタのランサン部長は、コストのかかるオフセット印刷からデジタル・オンデマンド印刷への移行により、A4紙の需要は今後伸びていくと語っている。その際、マーケティング・リサーチ会社による調査で、世界的にA4紙の需要は2014年の8000億シート(約8兆3840億円相当)から2015年までに8500億シート(約8兆7000億円相当)に達するという予測を引用した。

グループの収益は、昨年度の2ケタ成長と比較して今年度(3月末)は1ケタ台の成長に留まるとしている。加えて、今年の売り上げの60％はインク・カートリッジ、35％はプリンター、5％は紙事業からそれぞれ得られるとした。

なお、富士ゼロックスはタイのTKSテクノロジー社を正規代理店に指定した。（提供/Global News Asia・翻訳・編集：YK）