元NBAタイ・ローソン、中国女性を侮辱したとして中国リーグから永久追放―香港メディア

Record China    2020年9月20日(日) 20時30分

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20日、香港メディアは、プロバスケットボール中国リーグの福建スタージョンズでプレーしているタイ・ローソンが、中国リーグから永久追放されたと伝えた。

2020年9月20日、香港紙・蘋果日報(アップルデイリー)と鳳凰体育は、かつて米プロバスケットボール(NBA)のヒューストン・ロケッツで活躍し、現在は中国リーグ(CBA)の福建スタージョンズでプレーしているタイ・ローソンが、中国リーグから永久追放されたと伝えた。

記事によると、ローソンは、売春婦を買った後に不適切な写真をインスタグラムに投稿し、その後、中国人女性を侮辱するコメントも出したという。このため、所属する福建スタージョンズは、ローソンの言論は不適切であり、チームがずっと守ってきた社会的責任と核心的な価値観とは符合せず、チームやCBAに深刻な悪影響をもたらしたとして、契約を更新しないことを決定し、中国リーグから永久追放することにした。

記事はまた、「ローソンによる不祥事はこれだけではない」と指摘。今年8月には上海のスターバックスで中国人顧客や店員との間で口論となっていたと伝えた。当時、ローソンは店内で大きな声で電話をしていたため、男性客が小さな声で話すよう注意すると、ローソンは大声で話し続け、「聞こえない」といい、「お前が出ていけばいい」などと反論したという。

記事は、ローソンのバスケットボールにおける功績は認めつつも、「コート外でのローソンは、私生活が非常に乱れており、大酒やバーに入り浸ることが日常茶飯事になっていた」と指摘。米国では飲酒運転で2度逮捕されているほか、不適切な言論も多く、ドメスティック・バイオレンス(DV)の罪で逮捕されたこともあるなど、素行の悪さが目立っていたと伝えた。

記事はさらに、今回の件で中国のネット上では、「中国リーグから出ていけ、中国から出ていけ」との声が多く出ていると紹介。「外国人選手が中国リーグのレベル向上の助けになったとはいえ、中国を尊重することは重要であり、中国で稼いでおきながら聞くに堪えない言葉を吐くことは受け入れられない」と論じた。(翻訳・編集/山中)

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