2014年2月21日、来月初めの両会（全国人民代表大会と全国政治協商会議）に備え、警備を担当する武警北京総隊は関連の訓練を開始した。

【その他の写真】

両会は中国で非常に重要なイベントとあり、同イベントの安全を守れるよう、隊員らは基本的なことから、緊急時の対応までさまざまな訓練を実施。これまで両会期間中の警備は北京市が担っていたが、今回は公安部が主導。さらに、警備範囲が新疆ウイグル自治区や西部地域にまで拡大するなど、かつていないほどの厳戒態勢を見せている。北京・天津などの6省・市以外に警備が拡大されるのは初めてのことで、当局は暴力テロ勢力、民族分裂勢力、カルト勢力などを警戒しているという。

＜写真シリーズ・表情＞では、中国のさまざまな1シーンを写真で紹介していく。（翻訳・編集/内山）