Record China 2020年10月18日(日) 8時50分
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月14日、韓国メディア・韓国日報は「『学ぶべきところは学ぼう』は一昔前の言葉…日本に対する韓国の視線、どう変わった?」と題する記事を掲載した。写真は渋谷駅の様子。
2020年10月14日、韓国メディア・韓国日報は「『学ぶべきところは学ぼう』は一昔前の言葉…日本に対する韓国の視線、どう変わった?」と題する記事を掲載した。記事は「韓国は日本に対し、統治を受けた歴史があるため外交的にも文化的にも競争意識が生まれやすく、日本を見る目には好意的ではない感情が込められている」とした上で「それにもかかわらず、これまでは『日本から学ぶべきことは学ぶべき』との意識が根強かったが、その認識が今や過去のものになりつつある」と指摘している。
記事によると、韓国で日本の大衆文化が全面的に開放されたのは1998年。しかしそれ以前の1970年代にも日本の大河小説が翻訳・出版されて話題になり、1980年代からは若者の間で日本の漫画やファッション雑誌の海賊版が人気を博した。1990年代になると、韓国の大衆文化界では日本の最新トレンドをひそかに模倣することが「公然の秘密」になった。当時は日本の大衆文化商品が違法であったこと、そして海外旅行の機会も少なかったことから「韓国人は日本のものをコピーしたという事実すら知る術がなかった」という。
ところが「こうしたムードは今では過去のものになった」という。韓国企業の急成長やアイドルグループの世界的な活躍、インターネット時代における企業経営や文化産業のパラダイムの変化などを受け、あえて昔の日本式経営を見習ったり日本のテレビ番組や音楽をまねしたりする必要がなくなった。今や若い世代にとって日本は「オタク趣味を満喫できる場所」や「おいしい寿司が食べられるスポット」にすぎない、と記事は伝えている。
これを受け、韓国のネット上では「日本から学ぶのではなく、韓国は自ら改善していく」「日本から学ぶことはもうない」など記事に共感する声が上がっている。
一方で「学ぶというより、比較して克服していくのがいいと思う」「日本からたくさん学んだからいろいろ分かってきたんじゃない?」との声も。
その他「いや、学ぶべきところは学ばなきゃ。今の日本を見て、今後韓国はどうすればああならないか考えよう」「十分学ばせてもらった。彼らのように暮らしてたら経済が駄目になるということを」と皮肉交じりの声も見られた。(翻訳・編集/松村)
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