CRI時評 2020年10月4日(日) 16時30分
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中国インターネット情報センター(CNNIC)の最新報告書によると、全国の開設済み5G基地局は、今年6月末時点で40万基を超え、年末までに60万基を超えると見込まれている。増加を続ける5G基地局は、中国の大規模な新型インフラ建設の縮図だ。 新型インフラ建設とは、通信や電力、交通、...
中国インターネット情報センター(CNNIC)の最新報告書によると、全国の開設済み5G基地局は、今年6月末時点で40万基を超え、年末までに60万基を超えると見込まれている。増加を続ける5G基地局は、中国の大規模な新型インフラ建設の縮図だ。
新型インフラ建設とは、通信や電力、交通、デジタルなど社会および国民生活における重点業界に関連したテクノロジー面で力を発揮するインフラ建設を指す。新型インフラ建設を進める目的は、情報化・デジタル化時代における経済発展に向けて「橋を架け道路を舗装し」、より多くの産業にモデルチェンジとイノベーションを実現させ、経済発展により多くのエネルギーを与えることだ。 現在、中国の経済発展の見通しは上向きである一方で、構造的、体制的、周期的な問題が相互に交錯することによってもたらされる困難・試練にも直面している。また、外部環境は、新型コロナ禍でますます複雑で変化の多いものとなっている。中国経済にとって、新しい成長点とエネルギーを探し求めることは最優先事項であり、発展の鍵でもある。
デジタル経済に代表される新経済は、新型コロナ流行下で強大な粘り強さと活力を示した。インターネットなどのデジタル技術の助けを借りて、さまざまな形態のオンラインビジネスが急成長した。各業種で、通信インフラに対する要求が高まり、デジタルテクノロジーとの融合はさらに深化している。こうした傾向は今後も続くと予想され、中国が全面的なデジタル経済時代に入るのを加速し、経済発展の新たな好機を生み出すだろう。これは同時に、世界の産業チェーンとサプライチェーンの修復にも役立ち、低迷している世界経済により多くの好機と参考をもたらすだろう。(CRI論説員)
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