日本政府、タイ南部の「漁船の修理・維持管理センター設置計画」に965万円を支援―在タイ日本大使館

Record China    2014年2月28日(金) 13時48分

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25日、日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力で、「漁船の修理・維持管理センター設置計画」の費用、総額307万3000バーツ(約965万円)の支援を行った。

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2014年2月25日、日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力で、「漁船の修理・維持管理センター設置計画(ソンクラー県サティンプラ郡)」の費用、総額307万3000バーツ(約965万円)の支援を行った。

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この日行われた式典には、在タイ日本国大使館の岩間公典公使とワールドビジョン財団タイランドのチットラー・タムボリスット代表が出席し、ソンクラー県サティンプラ郡内「漁船の修理・維持管理センター」で引渡式が行われ、地元自治体の代表者や地域住民ら約100人が参加した。

ソンクラー湖はタイ南部にあるタイ最大の湖で、ソンクラー県サティンプラ郡クークット区、ターヒン区、クローンリー区に接しており、約3000世帯が暮らし、その多くが漁業に従事している。これまでは漁船の修理や船造りの知識や技術を習得する機会に恵まれず、作業を行うための場所、機材、工具などが不足していた。後継者が少なく高齢化も進んでおり将来が心配されていた。

この支援で、クークット区内に漁船の修理・維持管理センターが設置されたことで、船体やエンジンの修理、船造り、漁具作り等の研修、及びセンターの管理運営に関する研修が実施され、地元漁民に広く歓迎されている。(提供/Global News Asia・編集・太田雅幸)

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