カンヌで手応え？ルイス・クー、ハリウッド進出に意欲―香港

2007年5月30日、カンヌから帰国したばかりのルイス・クー（古天楽）が、香港でペプシコーラのプロモーションイベントに出席した。

【その他の写真】

ルイスが主演する『トライアングル/鐵三角(原題)』は、ジョニー・トー（杜[王其]峰）、リンゴ・ラム（林嶺東）、ツイ・ハーク（徐克）と有名三監督による超大作だ。第60回カンヌ国際映画祭でプロモーションを行ってきたルイスは、カンヌで得たものは大きかったと興奮覚めやらぬ様子であった。

一部の報道によると、「三人の監督の個性がまとまっていない」と酷評を受けたとも伝えられた『トライアングル』だが、ルイスは「評価は良かった。悪い評価は耳にしていない」と主張。この映画は斬新な試みを見事に成功させた傑作で、今後は更に多くの監督が競演する映画に出演したいとも語った。

そして、カンヌでは観光も食事もゆっくり楽しむ時間がなかったと話したルイス。これはほとんどの時間を海外の監督とのコミュニケーションに費やした為で、ハリウッド進出に意欲的であることを明らかにした。（翻訳・編集/多智文美）

●ルイス・クー（古天楽）

1970年10月21日生まれ、広東省出身。1993年に香港最大のテレビ局TVBと契約し、モデルから俳優へと転身をとげる。代表出演作に、『OVER SUMMER』『天上の剣 Legend of ZU』『忘れえぬ想い（忘不了）』『HAPPY BIRTHDAY（生日快楽）』『ベイビープロジェクト(宝貝計画)』など。2000年には、歌手デビューも果たしている。